こんばんは、着物大好きアラサーぽんたですヾ(o´∀`o)ノ
普段は和装に関するお仕事をしております。
そんな中で帯締めがわからんとお声がありました。
すっごく簡単に言うと、「格が高いものは幅が太くてキラキラしてる」なんですが…
それだけ言われてもピンと来ませんよね。
実物を手にとって見てもらうと1番わかりやすいのですが、そうもいかないので私の手持ちの帯締めの画像と共に説明してみたいと思います。
太い帯締めって何に合わせる?全部フォーマル?
まずはこちらの画像をご覧ください。
太めの帯締めで平組のものを上から格が高い順に並べてみました。
※色が違うだけで、上下になっていても格は同じものもあります。
上に行くほどフォーマルになっていきます。
幅は1番下のものが1.5cm、それ以外は1.6cm以上になっています。
カジュアル向きの帯締めと重ねてみると、これくらいの差があります。
見たときの印象としても、かなり太いなって思う帯締めたちです。
帯締めって幅が広いほど格が高くなるんやったら、画像の全部が格式高いフォーマルに使えるんちゃうん?と言われそうですが、そういうわけでもないのがややこしいところ。
画像の帯締めをチーム分けして、説明していきますね。
・太くて白に金、びっしり金チーム
この3本は格が高い帯締めチームになります。
留袖、訪問着、紋付色無地・江戸小紋などに合わせます。
着物も格が高いチームですね。
特に白地に金のものは留袖に合わせることも出来る、格が高いものになります。
見た目からして金も入っていて豪華な印象があるので、良さげな着物に合わせられそうってイメージしやすい帯締めだと思います。
私の手持ちは金が入っているものに偏っているんですが、入っている色が銀でも格が高いものになります。
このチームのものは、格式高い場所・シーンにばっちり合います。
・太いけどキラキラが控えめチーム
黒いほうには金、淡いほうには銀が入っているものの、キラキラ感が控えめチームです。
合わせる着物としては訪問着、紋付色無地・江戸小紋になってきます。
着物の種類から留袖が消えましたね、ちょっと格が下がったからです。
でも、かなりきちんとした装いに使える帯締めですよ。
柄の雰囲気によっては付け下げでもいいような気もするし〜って思うのが、このチームの子たち。
格が高いチームではあるんですけど、フォーマル感は下がります。
きちんとした装いで行きたいけど、そこまでガチガチのフォーマル感は出したくないなってときに重宝するチームです。
・太いけどキラキラ無いぞチーム
幅はしっかり太いままですが、金も銀も入っていないチームです。
基本的に付け下、色無地、江戸小紋に合わせます。
合わせる着物から訪問着たちが消えて、付け下げが加わってきます。
帯締めの格も、またちょっと下がったということです。
このチームの帯締めは準礼装と言われるような装いではなく、キレイめなお出かけの装いに合わせるといった感じになります。
・太いように見えて気持ち分だけ細くなったぞ
さっきまでの帯締めたちとは違って、気持ち分だけ細くなっています。
重ねると少し細くなっているのがわかります。
幅が太いほうが格が高いということは…格が低くなってきました。
画像の帯締めは金銀も入っていなくて、色合いも柄もカジュアルな雰囲気です。
めっちゃカジュアルっぽいと感じた方、正解です。
こういった金銀が入っていなくて、柄もあって、少しだけ細い帯締めはカジュアルです。
合わせる着物も、小紋、紬、ウールなどカジュアルにオシャレに着てねって言われるものになります。
この気持ち分だけ細くなった帯締めは、普段から使いやすいものってことなんですよ🎶
まとめ
本日は幅が太めの帯締めについて、お話させていただきました。
幅が広めに絞って説明していったんですが、ぼやっとでも帯締めの格をイメージしてもらえると嬉しいです。
基本的にこういう使い方なんやな〜って一応覚えておくと、いざという時に困らないかもしれません✨
画像を見ながら感じてもらえたかなと思っているんですが、感じた印象でそのまま正解ってことも多いです。
格の話をしましたが、カジュアルな場面では自由です。
楽しく着物を着てもらえると嬉しいです🎶
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