こんばんは、化粧品成分上級スペシャリストぽんたですヾ(o´∀`o)ノ
化粧品と一言で言っても、スキンケア製品、メイクアップ製品など種類がたくさんありますが、必ずあるのが成分表です。
みなさんは化粧品の成分表を見ていて、あれ?っと思ったことはありませんか?
今回は、そんなちょっとした疑問に答えてみようと思います。
化粧品の成分表示のちょっとした疑問
※2021年10月11日時点での情報になります。
・なんで化粧品と医薬部外品で同じ成分でも表示名が違うの?
化粧品の成分名は、日本化粧品工業連合会が作っている、化粧品成分表示名称リストに載っている名前で書かれています。
薬用と書かれている医薬部外品の化粧品は、厚生労働省に認めてもらうための、申請をするときに書いた名前を、販売するときにも書くことになっているんです。
化粧品だと「アセチルグルコサミン」と書かれていたのに、医薬部外品になると「N-アセチルグルコサミン」と書かれているなんてことがあるのは、表示する名前の原則が違うからです。
・成分の違う香料をいくつか混ぜていても、香料でいいの?
化粧品の香り付けに使われている成分は、香料とまとめてオッケーです。
化粧品は、基本的に全成分を表示しなくてはいけません。
いくつかの成分を合わせた混合物も、使われている成分ごとに書かなくてはいけないことになっています。
ですが、香料は1つの成分として、香料とだけ書いてもいいんです。
もちろん、香料に使われている成分を全部書いてもオッケーです。
・成分表示の「+/−」マークってどういう意味
「+/−」は、着色料で使われる記号になっています。
口紅やアイシャドウなど色違いの製品があるコスメの成分表示で、「+/−」と書いてあったら、このシリーズの商品で使っている全部の着色料という意味になります。
表示されている着色料を全部使っている色もあれば、一部を使っている色もありますよということです。
まとめ
本日は、化粧品の成分表示についての、ちょっとした疑問に答えてみました。
成分表示を見るときに参考にしてもらえると嬉しいです。
私も疑問に思ったことがあることなので、誰かの疑問の解決になっているといいなと思います。
また、化粧品は配合量の順に全成分を表示する義務がありますが、医薬部外品には全成分表示の義務はないってことも覚えておくといいかもしれません。
他にも日常で役立つかもしれない情報を発信しています。
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