こんばんは、化粧品成分上級スペシャリストぽんたですヾ(o´∀`o)ノ
紫外線が気になる季節、日照時間も長くなってきましたね。
健やかな肌を目指していくときに、日焼け止めで肌へのダメージを抑えるのは必須なんですが…
スキンケアでもしっかりシミ・ソバカス予防してきたいですよね。
今日は資生堂さん独自の美白有効成分、4MSKを紹介していこうと思います🎶
気になる美白有効成分!!4MSKって、どんな成分?
4-メトキシサリチル酸カリウム塩という成分の略称が、4MSKです。
ケミカルピーリングなどで使われている、サリチル酸の誘導体になります。
美白有効成分っていうのは、基本的にメラニンの生成を抑えシミ・ソバカスを予防するものになりますが、4MSKもそういった成分になります。
メラノサイト内にあるチロシンにチロシナーゼという酵素が働きかけることで、色が濃く変化していって上手く排出されずに肌表面に留まるとシミ・ソバカスになっていきます。
4MSKはチロシナーゼの活性を阻害するタイプの、美白有効成分です。
同じような働きかけをする美白有効成分には、アルブチンやプラセンタなどがあります。
じゃあ、よくある美白成分なのかというと、ちょっと違うのが4MSKなんです。
シミの部位では角層が厚くなっているということにも、着目して作られた成分になっているそうなんです。
シミ部位で必要以上に重なってしまった角層に働きかけ、メラニンを含む表皮細胞の排出する効果も期待できるみたいです。
資生堂ビューティージャーニーの解説では、4MSKを添加することでターンオーバーを調整するたんぱく質が生成されることが確認されているそうです。
メラニンが溜まった角層を剥がしやすくする効果も期待できそうですね!
単純なチロシナーゼの活性阻害だけのものとは一味違う成分になっているのが、4MSKという成分です。
まとめ
本日は気になる美白有効成分、4MSKを紹介させていただきました。
この成分はHAKUであったり、アクアレーベルのオールインワンの美白のジェルクリームなどに配合されています。
今回紹介した4MSKは、基本的にはメラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ成分です。
メラニンの蓄積を抑え、シミ・ソバカスを防ぐと訴求できる成分っていうわけではないみたいですね。
これを訴求できる成分としては、ポーラ・オルビスグループのデスクパンテノールWや、大塚製薬のエナジーシグナルと呼ばれているものがあります。
メラニンの排出を促す成分に興味がある方は、ぜひそちらもチェックしてくださいね🎶
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