もう出来てしまっているシミにはハイドロキノンが効果的!

こんばんは、コスメコンシェルジュぽんたですヾ(o´∀`o)ノ

昨日はβアルブチンとαアルブチンがあるんだよってお話をさせていただきました。

アルブチンはシミ予防に有効ですよってお話だったんですけど、
じゃあ今あるシミには何が有効なのって思われると思います。

なので今回は、ハイドロキノンのお話をしたいと思います。

ハイドロキノンの効果

・ハイドロキノンはチロシナーゼというメラニンを作る酵素の働きを抑えて、メラニン合成を邪魔する働きをします。

・さらにメラニン色素を作る細胞のメラノサイトの活性を抑えて、メラニンを作ること自体を抑えます。

・褐色化したメラニンを白くもどす還元作用もあります。

この3つの作用が働いて、今あるシミも薄くしていく効果や、シミの原因を作らない作用があります。

シミ予防の効果と、今あるシミも薄くする効果があるのがハイドロキノンになります。
まさに肌の漂白剤という感じの効果がある成分になっています。

美白作用がコウジ酸やアルブチンなどの数10倍〜100倍あるとも言われています。

刺激が強い成分なので、
シミ予防だけが目的であれば、アルブチンなどの有効成分が入っている薬用化粧品をお使いいただいて、
今あるシミを薄くしたい場合はハイドロキノンが配合されたものがいいと思います。

どんなシミに効くの?

シミにも種類がいくつかあります。

老人性色素班といって、年齢を重ねていくうちに光がよく当たる部分にできるシミ。
肝斑という頰のあたりに対照的にできるシミや、雀卵斑といういわゆるソバカス。
そしてニキビや湿疹ができて炎症が起きたあとに色素沈着で残ってしまうシミがあります。

こういったシミなどに高い効果があるというふうに言われています。

クリニックなどでは、即効性を出すためにハイドロキノン単体よりは、トレチノイン(ビタミンA)と併用って形が多いと思います。

ハイドロキノンでメラニンを抑制しつつメラニンの還元でシミを薄くしつつ、
トレチノインで肌のターンオーバーを促すって形が、やっぱり即効性があるのかなと思います。

クリニックに行かないでケアするなら、
ハイドロキノン配合化粧品とレチノールの組み合わせが近いものになります。

絶対に組み合わせて使わないといけないわけではないので、状態を見ながら使っていくといいと思います。
あまり刺激のあるものをたくさん使いたくないなら、ハイドロキノンだけで様子を見たほうがいいです。

ハイドロキノンの注意点

ハイドロキノンは刺激が強い成分になります。

純ハイドロキノンと安定型ハイドロキノンで少し違いもあると思うんですけど、
もともと刺激が強い成分なので濃度が上がれば、
そのぶんもっと刺激も感じやすくなるというのは覚えておいたほうがいいかなと思います。

副作用としては、「肌が赤くなる」「ヒリヒリする」「かぶれる」などがあります。
アレルギーも起こしやすいとも言われているので、使用する際はパッチテストをするのをオススメします。

ハイドロキノンはメラノサイトの活性を抑えるというふうに効果でお伝えしましたが、
これは細胞毒性によるものなので、5%程度のものでは白く色が抜ける白斑などの報告はないそうでが、
あまりに高濃度のハイドロキノンを長期的に使う場合は注意が必要になると思います。

安定性が悪い成分なので、酸化してしまうと刺激が強い成分が発生してしまうので、
保管や使用期限は気をつけない肌トラブルの元になってしまいます。

紫外線に当たるとシミを濃くしてしまうので、塗るタイミングは夜だけが推奨されているみたいですが、
クリニックによっては朝も塗るよう指示する場合もあるみたいです。
クリニックに通っていつ場合は指示通りにするのが1番いいと思います。
いずれの場合でも、ハイドロキノンを使用している間は、日焼け止めやUVカットクリームは必須です。

まとめ

注意しないといけないことはたくさんあるけど、
今あるシミに効果が期待できるのがハイドロキノンになります。

いきなりクリニックに行くのは敷居が高いと思いますが、
市販されているハイドロキノン配合クリームっていうのもあるので、どんな商品かだけでも見てみてください。

ランテルノのホワイトHQクリームは純ハイドロキノンが5%配合されています。
1本からでも購入できるのでシミが気になってるって方にチェックしてほしい商品です。


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