有効成分トラネキサム酸の化粧品、2つの配合目的を簡単解説✨

こんばんは、化粧品成分上級スペシャリストぽんたですヾ(o´∀`o)ノ

なんだか近頃は、トラネキサム酸が気になって仕方ない✨

医薬部外品の化粧品では、有効成分として登場することがある成分ですが…

2つの顔があるんです。

今日は有効成分として働くトラネキサム酸の、2つ効果を紹介してみたいと思います🎶

今回は肌に塗布する化粧品に配合されている、トラネキサム酸の働きにフォーカスを当てています。

有効成分トラネキサム酸の化粧品、2つの配合目的を簡単解説✨

トラネキサム酸っていうと、人工的に合成されたアミノ酸のひとつ。

プラスミンという、情報伝達物質を抑える働きがある成分になっています。

プラスミンは炎症やアレルギーを引き起こす要因のひとつになる物質で、トラネキサム酸はこれを抑える働きがあります。

薬用化粧品では肌荒れ防止もしくは、美白成分(メラニンの生成を抑えシミ・ソバカスを防ぐ)として配合されています。

トラネキサム酸の一つ目の顔は、1995年に承認された肌荒れ防止有効成分です。

そして2002年に承認されたのが2つ目の顔、美白有効成分なんです。

メーカーさんがどういう目的で配合して承認を得たかで、標榜する効果が変わってきます。

期待できる効果としては抗炎症作用や抗アレルギー作用で、肌荒れ防止有効成分として入っていることもあれば、美白有効成分として入っていることもあります。

一言でトラネキサム酸の作用をまとめちゃうと、プラスミンの活性阻害になります。

プラスミンの働きが抑えられると、アレルギー性の炎症を促進する物質を抑えたり、メラノサイトが活性化するのを抑えることに繋がっていくんです。

トラネキサム酸は炎症が原因のシミに効きやすい成分と言われていて、同じ美白有効成分のアルブチンやナイアシンアミドとは働きかける方法が違う成分になっているんですよ🎶

まとめ

本日はトラネキサム酸の2つの配合目的を紹介してみました。

抗炎症作用があって、肌荒れ防止・美白の有効成分になる成分って思ってもらうといいと思います。

色々ある美白有効成分の中でも、アプローチの仕方が他と違う成分でもあります。

他の有効成分の美白化粧品を使っていて効きが悪いな〜と感じたときは、違う作用をする成分のものを試してみるのがオススメですよ🎶



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