九寸名古屋帯っていつ使える?

こんばんは、着物大好きアラサーぽんたですヾ(o´∀`o)ノ

普段は、ささやかながら和装にかかわるお仕事をさせていただいております。

半幅帯、八寸名古屋帯は、基本的にカジュアルな装いに使っていただく帯ですとお伝え致しました。

九寸名古屋帯から使えるシーンがぐーんと広がって、ややこしく感じる方も多いと思うんです。

今日はそんな九寸名古屋帯の話をしていこうかなと思います。

私が実際に、九寸名古屋帯で出かけたシーンも合わせてお伝えしますね。

九寸名古屋帯っていつ使える?


※私が初めて仕立てた名古屋帯です✨やってみればできるもんだ🎶

基本的にカジュアルからセミフォーマルまで幅広く使える帯と言われています。
※フォーマルもOKな帯も存在するところがややこしいよね。

簡単に言うと、暑い時期以外色んなシーンで使えて便利な帯なんです。

ただし、染めの帯か織りの帯か、金銀が入っているかなどで格が変わります。

最近は、本当に柄も豊富で絶対こうですとは言い難いというのが本音です。

今から話すことも、基本的にはこんな感じ、ざっくり分けるならこんな感じっという話になってしまいます。

帯に関しては、「染めより織り」のほうが格が上になります。

織りの帯の中でも、金銀が入っているほうが格が上になります。

金銀がたくさん使われているような九寸名古屋帯だと、セミフォーマルもOKです。

二重太鼓にすることが出来ないので、二重太鼓のほうがいい場面では名古屋帯は不向きです。

金銀が使われていないものや少ないもの、染めの帯だと、普段のお出かけやカジュアルな装いに向いています。

こんな風に色んな柄や金銀の有無で、使えるシーンがちょっとずつ変わってきます。

合わせる着物も、紬や小紋、色無地、付け下げだけじゃなくて、あえて訪問着に合わせてカジュアルダウンするって使い方もあります。

使い勝手がいい分、迷うところも多いのかなと思うのが九寸名古屋帯です。

普段着て楽しむ分には絶対こうって決まりはないので、ある程度は感覚で合わせてもらっていいんじゃないかなと思います。

ちょっと豪華めだしキレイめな格好に使るかな〜とか、ちょっと大人しい感じがするからカジュアル向きかな〜とか、感覚で案外合ってるってこともあります。

逆に名古屋帯だと、それって違うんじゃない?ってなる着物を、覚えておくほうが早いかもしれません。

黒留袖、色留袖、このあたりは名古屋帯だと二重太鼓にできないので基本的に合わせません。

訪問着は、名古屋帯は合わさないって人も居れば、この帯ならOKって場合もありますし、赴く場所や集まる人によって考えたほうがいいかなといった印象です。

↑これを覚えておいたほうが、便利かもしれません。
※綴織の帯は合わせてOKなど、一概に言えない場合もあってややこしいけどね…

きちんとルールに従った装いを求められているシーンのときは、言われなくても気をつかった装いをされると思うので、普段はそこまでガチガチに縛られて考えることもないんじゃないと思っています。

九寸名古屋帯を使ったシーン

普段以外のシーンだと、私の場合はお茶席です。

袷の小紋に織りの名古屋帯、袷の訪問着に織りの名古屋帯といった感じで合わせていました。

この組み合わせで、特にお叱りや苦言を呈されたことはなかったです。

コーディネートは黄色の着物にオレンジの帯、紺の着物に青い帯といった同系色でまとめていました。

こういったきちんとした装いが必要なシーンでも、九寸名古屋帯は活躍してくれます。

まとめ

本日は、九寸名古屋帯についてお話させていただきました。

かなりざっくりした説明でしたが、いかかでしたでしょう?
着物ライフの役に少しでも立てれば嬉しいです。

細かく考えだすと難しい感じがしてきてしまいますし、普段は好きな合わせ方で着てもいいやんと私は思います。

ちゃんとした装いが必要なときにちゃんと出来れば、それがカッコイイんじゃないでしょうか?



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