こんばんは、化粧品成分上級スペシャリストぽんたですヾ(o´∀`o)ノ
化粧品に、よーく配合されている成分のグリセリン。
高い吸湿性があり保湿成分として使用されていることが多く、みなさんがお使いのコスメの中にも、成分表にグリセリンと書かれているものがあると思います。
水と混ざると熱を発する性質もあるので、温感クレンジングなんかにも使われるものです。
保湿剤として非常にポピュラーな成分なんですが、その中でも濃グリセリンと書かれているものがあるんです。
今回は、「濃グリセリン」ってなんやねんという話をしていきたいと思います。
それでは、さっそくいってみましょう🎶
濃グリセリンってグリセリンと違うの??
まずは最初に、効能・効果に差があるかというと、特にないです。
濃グリセリンと書いてあっても、グリセリンと書いてあっても、お肌のうるおいをサポートする成分に変わりありません。
どちらで書いてあったとしても、お肌を柔らかくしてくれる作用や、水分を保持する作用に優れているので、バリア機能の改善に効果が期待できる成分になります。
グリセリンを作るときには、最初に濃度の高い「濃グリセリン」が出来るんですが、濃度も高いけど粘度も強いので使いにくいんです。
濃グリセリンを薄めて「グリセリン」を作るんです。
成分表に濃グリセリンとあっても、適度に薄めた状態になっています。
なので、濃グリセリンだから、パワーアップしている、というわけではないんです。
グリセリンをめっちゃ濃縮して、パワーアップしたグリセリンにしたんだ、というわけでもございません。
でも、違いはあるんでしょ?っという話なんですが、濃度が違います。
濃グリセリンは95%以上、グリセリンは84〜87%の、濃度になっています。
濃度の違いで、「濃」とついたり、つかなかったりしますが、それだけの違いになります。
まとめ
本日は、濃グリセリンとグリセリンのお話しをさせていただきました。
もともとの濃度は違うけど、化粧品に配合されているときの効果は、あまり変わらないと思ってもらえるといいのかなと思います。
お肌が乾燥する方にはぴったりの成分になっているので、ぜひ参考に覚えておいてください。
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