こんばんにゃんだ(*´∀｀人 ♪
明日から大型連休！という方も多いのでしょうか。
とはいえ、地域によっては相変わらずお出掛け自粛などを求められているので、去年に続き今年も例年のようなはっちゃけたお休みは諦めている、という方も多いのでしょうね。
という訳で、小さい頃からおうちといえば読書！が主な娯楽だったにゃんだの、今も記憶に残っているステキな小説を取り敢えず５冊シェアしたいと思います♪
少々趣味が偏っているのはご愛嬌ということで宜しくお願いしますね(笑)
※敬称略/併記している出版社については、にゃんだの手元にある書籍を参照しております。
GWは読書はいかが？オススメ５選！
・三日間の幸福/三秋縋(メディアワークス文庫)
原題:『寿命を買い取ってもらった。一年につき、一万円で。』
たまたま覗いていた某掲示板のまとめサイトか何かで知り、夢中で読んだ上、書籍化されていることを知って買い求めたという経緯で手に取った本です。
ウェブ上で公開されていた時の原題の方が内容の予測がつきやすいかと思いましたので、併記しました。
とても読みやすい文体で、展開のテンポも良く、小説に馴染みのない方でも手に取りやすいんじゃないかな、と思います。
ど派手さはなく終始坦々とした感じですが、最終的に泣けます。にゃんだは泣きました。以来、とても好きな作家さんです。
多くを語るとネタバレになっちゃいそう(にゃんだは感想文が苦手…)なので辛抱しますが、最後まで読んでこそ心が震える一冊です。
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・銃/中村文則(新潮文庫)
拳銃を拾った青年の変化を緻密に描いている作品です。
こちらも『三日間の幸福』と同じく、決してど派手さは無いのですが、じりじりと変化していく心境描写に夢中になって読めました。
拳銃という非日常的な物に魅了されていく経緯が、もう本当に一種のリアリティを感じさせるほど丁寧に描写されています。
ある程度読書を好むという方のほうが読みやすいかも知れませんが、普段あんまり小説を読まないって方にもお勧めしたい。これが小説の醍醐味だ！って(笑)、そう思わせてくれる一冊です。
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・フリークス/綾辻行人(角川文庫)
こちらは書店でたまたま表紙を目にし、衝動的に手に取って、そのままレジまで持っていきました。いや、ほんと、あの表紙は釘付けになる…(笑)
一見ホラーっぽいのですがミステリの要素が強く、読み応えがありました。世界観もさることながら、文体や雰囲気が妙に衝撃的だったことを今でも強く覚えています。
にゃんだにとって綾辻行人さんの作品はこの『フリークス』が初めてだったので、尚更インパクトがあったのかも知れません。
ぞくぞくするような怖さはありますが、ミステリ要素が強いように思うので、単純なホラーを求めている方には物足りないのかな。
ミステリっぽい怖さが好きな方にはお勧めです♪
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・断章のグリム/甲田学人(電撃文庫)
こちらはライトノベルに分類され、計17巻に及ぶ長編シリーズです。
少し前の書籍だからか書店ではあまり取り扱われておらず、店頭で買いたい派のにゃんだは途中までしか読めていませんが、世界観がとても好きでした。
グリム童話を筆頭に世界の童話をモチーフにした怪奇現象と、それに因む登場人物個々のトラウマが主軸になっています。
描写としては暗く、グロテスクなものを多く含むので、かなり好みが分かれるところだろうな…と思いつつ、にゃんだにとってはやっぱりとても好きな作家さんなのでご紹介しちゃいます。
なお、都市伝説や民話に興味がある方でしたら、甲田学人さんの前作『missing』シリーズのほうをお勧めします♪
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・コンビニたそがれ堂/村山早紀(ポプラ文庫ピュアフル)
こちらは短篇連作形式でシリーズ化されている小説です。一部に共通した登場人物も出てきますが、１話読み切りなのでどの巻からでも読めますよ。
著者の村山早紀さんは元々児童文学を多く手掛けておられる作家さんなので、児童文学っぽい優しさと(大人にとってはある種の)懐かしさを感じられる文体や作風がとても心に染みます。
本当に、疲れたときや鬱々としているときに読むと浄化されていくような感覚になるシリーズです。
優しくって、切なくて、あたたかい、そんな世界観に浸りたい方にお勧め。短篇なので、一気に長文が読めないわというくらい、鬱々としていても読めちゃいます。
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まとめ
いかがでしたでしょうか？
普段から読書を楽しむ方も、気紛れに読書してみようかなという方も、お気に入りの一冊が見付かるといいですね♪
本を置いておく場所がない、今すぐ読みたい方にはKindleの購入もオススメです。
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少しでも良い連休になりますように✨
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