化粧品の成分でよく見かけるけど、誘導体って結局なんなの?

こんばんは、コスメコンシェルジュぽんたですヾ(o´∀`o)ノ

化粧品の成分を見ていると、◯◯誘導体って見ることありませんか?

それに対してピュア◯◯みたな表現も見たことがあるんじゃないでしょうか?

例えば、ビタミンC誘導体・レチノール誘導体や、ピュアビタミンC・ピュアレチノールなどがあります。

今回は、誘導体と純粋な成分の違いを、簡単にイメージできるようにお話したいと思います。
化粧品を選ぶときの参考になると思いますので、ぜひ読んでいってください。

誘導体とピュア成分の違い

◯◯誘導体っていうものは、グルコースなどの何か別の成分をくっつけて、合体させている成分です。

熱や空気に触れたり光に当たると、簡単に壊れたり劣化したりする成分を安定するようにしているんです。

刺激の強い成分を使いやすくしている場合や、成分を浸透しやすくしていることもあります。

ピュア成分は誘導体と違い、何かと合体していない成分になります。

凄く簡単に説明していますが、こういうイメージをしてもらえるといいと思います。

誘導体の特徴

誘導体の特徴は、安定させるために他のものをくっつけているので、肌に塗ってから、
酵素の働きで分解してから働きます。

◯◯誘導体に酵素などが働きかけて、◯◯になって肌で働くので、作用するまでにワンクッションはさみます。

成分が効果を発揮するのに、時間がかかりますが、壊れやすい成分が安定しているのが誘導体です。

効果が持続しやすいという特徴もあります。

基本的には肌で働くのに分離というワンクッションはさみますが、誘導体のまま働くものも存在します。

ピュア成分の特徴

誘導体と違いくっついているものがないので、肌ですぐに働けるのがピュア成分です。

誘導体よりも即効性があります。

肌ですぐ働いて効果を発揮してくれるのはいいんですが、熱や空気、紫外線などですぐに壊れてしまい、
効果がなくなるどころか肌にとって悪影響を与えるものに変化してしまうこともあるので扱いが難しいところがあります。



まとめ

今回は、簡単に誘導体とピュア成分の違いを説明させていただきました。

誘導体にもピュア成分にも、いいところもあれば、ちょっとなと思うところもあります。
それぞれの特徴を知って、目的に合ったスキンケア商品を見つけてもらえたらいいなと思います。

どんな成分でも低濃度なら刺激にならなくても、高濃度になると刺激を感じるっていう場合もありますので、
高濃度だから効くって飛びつくんじゃなく、成分の特徴を知ってから使うほうが安心だと思います。

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