アルコールフリーなのにアルコールって書いてるよ?

こんばんは、コスメコンシェルジュぽんたですヾ(o´∀`o)ノ

アルコールフリーで刺激が少なくて安心といような、化粧品が最近増えてきていますよね。

アルコールフリーって書いているのに、成分表を見たら◯◯アルコール、◯◯エタノールって書いてるじゃんと思ったことはありませんか?

今回はアルコールフリーなのに、どうしてアルコールやエタノールってつく成分が配合されているのかを、お話ししていきます。

アルコールフリーって?

化粧品でいうアルコールは、エチルエタノールというもので、
成分名としてはエタノールと表記されているものになります。

なので、エタノールが配合されていなければ、アルコールフリー、ノンアルコールの化粧品ということになります。

変性アルコールと表記されていることもあるので、
アルコールフリーの商品を選びたい場合は、エタノール変性アルコールと書いていないものを選んで貰うといいです。

医薬部外品の場合は、無水エタノール酢酸リナリル変性アルコールと表記されています。

「ステアリルアルコール」「ベヘニルアルコール」「フェノキシエタノール」など、
紛らわしい名前の成分があり、分類上はアルコールになるものもありますが、エチルエタノール(エチルアルコール)とは違う成分として扱われます。

アルコールフリーなのに、アルコールって成分表にあるじゃんと、びっくりしなくて大丈夫です。

アルコールの役割って?

エタノールは肌荒れしやすいとか、肌へ刺激になりやすいってイメージを持っているかもしれませんが、
化粧品に意味もなく配合しているわけではないんです。

化粧品にエタノールを配合する目的は5つあります。

収れん作用という、肌をひきしめる作用。

肌の皮脂や汚れ、色素を浮かせて取り除く、清浄作用。

すーっとする感じの、清涼作用。

殺菌作用による、防腐効果。

水や油に溶けにくい成分を溶かして混ざりやすくする作用。

こういう目的があって配合されているので、拭き取り化粧水に配合されていることもありますし、
アルコールにデメリットしかないって思うのは間違いです。

また、アルコールを配合したかったというより入っちゃったっていう場合もあります。

植物エキスを抽出するときに、エタノールを使った場合などは、
植物エキスにエタノールもくっついてきたなんてこともあります。

微量でも入っていると成分表に記載する必要があるので、5つの配合目的とはあまり関係なく入っていることもあります。

アルコールフリーはどういう人に向いている?

肌が乾燥しやすい方や、敏感な方はアルコールが入っていないもののほうが合うかもしれません。
アルコール過敏症の方は、アルコールが入っていないものを選んだほうがいいです。

肌が強い方や普通肌の方で、使用しても刺激を感じないならアルコールが配合されていても特に気にすることはないと思います。

私自身は、アトピーで乾燥しやすいタイプですが、アルコールに注目して化粧品を選ぶっていうことはあまりないです。

使用してヒリヒリしたり、より乾燥しやすくなってしまったりしないのであれば、
そこまで神経質にならなくてもいいんじゃないかなと思っています。

まとめ

今回はアルコールフリーで配合されていないのは、エタノール変性アルコールですというお話しをさせていただきました。

あまり神経質にならなくてもいい成分ですが、肌がゆらぎやす時期であったり、乾燥してきているな、刺激を感じるなと思うときは、
アルコールを使っていないものを試して様子を見ていくのも必要なことだと思います。

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