こんばんは、コスメコンシェルジュぽんたですヾ(o´∀`o)ノ
実は私、つい最近まで正しくアルコール(エタノール)消毒が出来ていなかったんです。
手に水滴がついたまま消毒薬を使っていたり、量が多すぎるからワンプッシュ押し切らなくていいやと思っていたり、
せっかく消毒薬を使っているのに、きちんと効果を得られる使い方になっていないときがありました。
私みたいな人は少ないのかもしれませんが、せっかく使うなら効果が出るように使ってほしいなと思ったので、
今回の記事を書いていきたいと思います。
エタノール消毒薬を選ぶ際のポイントも紹介していきますので、ぜひ読んでいってください。
効果の出るエタノール消毒を知ろう
エタノール配合消毒薬が凄くメジャーで、市場にも出回っていますが、濃度によって消毒効果に差があることをご存知でしょうか?
お恥ずかしいことに、エタノールが入ってれば何でも安心だろうと思っていたので、私は知りませんでした。
エタノールがどれぐらい入っていれば、最も効果があるのかというと、
70%〜80%ぐらい配合されていると消毒するのに最適な効果がありますよということになります。
エタノール100%なんて商品もあるんですが、配合が多すぎても消毒効果は下がってしまいまし、
逆に少なくなっても消毒効果は低くなります。
あんまり多すぎても少なくても、効果は下がるのがエタノールなんです。
有名な商品だと、手ピカジェルは76〜81%配合されているので、しっかり消毒もできる商品ということですね。
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濃度による効果の違い
エタノールが70%〜80%ぐらい配合されていると消毒するのに最適と言っても、それ以下では効果が全くないというわけではありません。
エタノール消毒の最適な配合量より、少し少なくなった50%以上配合されているものでも、
コロナウイルスの場合は1分以内でウイルスが不活性化されるそうです。
30%程度の濃度になると、10分経ってもウイルスが不活性化しないので、消毒効果は期待出来なくなります。
消毒を目的とするなら、50%以上は必要ということを覚えておくといいと思います。
ビオレu手指の消毒液だと、エタノールが50%〜60%配合されているので、
ちょっと低濃度だけど消毒の効果はちゃんと期待できる濃度の商品だと思います。
エタノールでの手荒れが酷い方は、低濃度のものを使ってもいいのかもしれないですね。
ただ、ビオレu手指消毒もそうなんですが、エタノールの濃度が下がる分なのか、ベンザルコニウム塩化物という成分が一緒に入っていることが多い印象があります。
ベンザルコニウム塩化物にも消毒効果がありますが、経口毒性が高い成分になっていますので手を口に持っていく癖がある方や、小さいお子様が居る方は誤飲などに注意が必要かもしれません。
そもそもエタノールも飲んじゃだめですよ。
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エタノール消毒薬の注意ポイント
エタノールは燃えやすいので、火気厳禁なのは当たり前なので置いておくことにして、
使う際に注意してほしいことを書いておきます。
手を洗ってから消毒薬を使うときは、めんどくさくても手を拭いてから使ってください。
エタノールが消毒効果を発揮するためには、濃度が大切だとお話ししてきました。
びしょびしょの手にエタノール消毒薬をつけると、せっかくのエタノール消毒薬の濃度が下がってしまう可能性があります。
70%程度の高濃度のエタノール消毒薬なら、多少下がっても問題はないのかもしれませんが、
低濃度のエタノール消毒薬の場合は、手の水分でもっと下がってしまいます。
手洗い→拭く→消毒の流れで使うのがベストなので、ぜひそうしてもらえたらなと思います。
もうひとつ注意したいのは、手指消毒のものには保湿剤が一緒に入っている場合が多いです。
そういったものは物の消毒には向いていないので、オススメはしません。
うちにもエタノール配合の消毒薬が2つあったんですが、グリセリンやヒアルロン酸Naなどの保湿成分が入っています。
物の消毒に使ってしまうとべたつく可能性もありますし、保湿剤を物に使う必要性はないので、
別に物品用の消毒薬を用意してもらったほうがいいと思います。
購入するときに見てほしいポイント
消毒液を選ぶ基準は色々あると思うんですが、エタノール消毒液を購入する場合は濃度がちゃんと書いてあるものを選ぶと安心だと思います。
きちんと消毒効果のある濃度が入っていて、指定医薬部外品であればより安心です。
画像の商品は、うちにあるアルコール(エタノール)消毒薬ですが、
フマキラーのアルコール消毒きれいな手だと配合量が書いてあるので、エタノールが高濃度配合されていることがわかります。
サン・スマイルっていうところが出している分は、エタノール配合とは書いていますが濃度はわかりません。
安いからいいかと思って買ったんですが、ちょっと失敗したかなと思っています。
ちょっとした豆知識
薬局などで見かけると思いますが、緑のキャップの消毒用エタノールと、黄色のキャップの消毒用エタノールIPっていう商品があります。
こういうの↓
【第3類医薬品】消毒用エタノールIP「ケンエー」 500mL 新品価格 |
似てるのに価格が違うじゃんと思って、不思議に思った方いませんか?
なんで価格が違うのかっていうと、酒税のせいです。
緑のほうは酒税がかかっちゃってるんで高いんです。
黄色のほうは、イソプロパノールという飲んではいけない成分が一緒に入っていることで酒税がかからなくなっています。
消毒効果は、どっちも同じくらいあるので安いほう買えば問題ないです。
酒税かかってるなら、緑のほうは飲めるんじゃないの〜?って思うかもしれませんが、
間違いなく美味しくないですし、そもそも飲むように作られてませんので、消毒に使ってくださいね(笑)
まとめ
エタノール消毒薬が効果を発揮するのは、濃度が50%以上からで、70〜80%程度がベストっていうことを覚えていてください。
あんまり薄めてしまうと消毒効果もなくなってしまうので、せっかく使うなら効果がある濃度で使ってもらいたいなと思います。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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